貰えるか払うかは大問題=スワップ

貰えるか払うかは大問題=スワップ


限りなくゼロ金利に近い円。高い現行金利のドル。通貨間には金利差があります。100万円なら100万円、円として銀行に預金するか、ドルにして米国の銀行に預金するか、けっこうな差が出てきます。その差額分を配慮して、ある程度の配当をあげましょうというのが「スワップ」です。


たとえば円売りドル買いして1万ドルのロング・ポジションを持つと、毎日のスワップとして150~155円くらいが付きます。毎日150円は大きいですよ。1カ月で4500円です。1万ドル、つまり115万とか117万円分のホジションで毎月4500円。年間なら5万4000円。

 
もちろん現実のトレードでは為替差益、つまり買った値段と売った値段の差がいちばんの問題ですが、でも年間5万4000円というと、たとえば115円で買ったドルが109円60銭まで下落していても損にはならないということです。


逆にドルを売って円を買いたいという場合、金利差はマイナスなので、スワップとして150~155円を払わなくてはなりません。多少のスワップよりも為替差益のほうが大事。損ではありますが、しかしドルがきっと下がると思えばドルを売るでしょう。

 
容易に想像できることですが、プラススワップのドルを買った人は比較的そのドルを長くもっていても損にはなりません。しかしドルを売った人はなるべく早期に決済しようとします。このへんの心理のアヤもトレードの面白さの一つです。