保証金は損失の許容範囲を決めるもの

さて、為替の相場は時として急激に変動することもあります。政変やテロ、原油価格の急変など要素はいろいろですが、あまりに急な動きの場合、保証金だけでは担保として間に合わなくなる。つまり保証金では損失を補填できなくなることもありえます。
保証金の総額は100万円。1ドル100円のレートで10万ドルを買っていたとします。ジリジリと相場が下がってレートか90円まで落ちれば、トータルで100万円の含み損。
この時点で保証金が切れて、その口座残高はゼロ円になります。ゼロ円になれば、業者はその90円のドルを売り払い、それ以上損をしないよう差引スクェアにするでしょう。
実際には売り値と買い値の差(スプレッド)があるので、少し手前の90.05円くらいが本当のゼロ地点ですね。この場合、客は保証金分の100万円がまるまる損。業者は手数料分だけ儲け。実際の運用はちょっと違いますが、保証金というものの根本的な性格はだいたいこんな感じです。
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