ポンド円の逆バリ売り失敗は最悪のパターンになる

ポンド円の逆バリ売り失敗は最悪のパターンになる


典型的な例を出してみますか。英ポンドと円のペアは高スワップです。買っても売っても1日300円程度のスワップになります。買えば毎日300円ずつ増えるわけで、1カ月で1000円近いですね。220円で買ったポンド円が1カ月たつと実質119円で買ったと同じ理屈になる。非常に有利で日本の投資家には人気です。


その代わり、ポンド円の動きは乱暴です。1日に3円、4円の動きは珍しくない。とくに下落するときは一気に落ちるので、爽快ですらあります。別名ナイアガラ。その爽快さを求めてポンド円の売り。少し上がったので逆バリをしかけ、たとえば230円で売ったとします。ところが何かの指標をキッカケにして大急騰。なんと数日で240円を越してしまった。実際、この2月にあった事例です。


こんなとき「いつか下がるはず‥」と、損切りしないで持ち続けるとものすごいことになります。たった1万ポンドのポジなのにそれだけで10万円の含み損。しかも毎日300円ずつ損が増えていく。こういう経験を一度でも(一度で十分)すると、損切りの設定、つまりストップを必ず決めておこうと思うようになるでしょう。実際、ストップ設定は非常に重要なのです。