ファンダとテクニカルズ

あちこちのブログを見るようになると、やたらファンダメンタルズとかテクニカルとかいう言葉が出てきます。どっちが重要なのかと論争もあるようです。ファンダメンタルとは経済の基礎的な事項のことです。たとえばある国の雇用者数が増える(好材料)、生産数が増える(好材料)、利率が上がる(好材料)、利率が上がりすぎて景気が悪くなる(悪材料)などなど。


実際、その通貨の底力はこうしたファンダメンタルによって左右されることは事実です。だから勉強家のトレーダーは必死にデータを集めたり、推測したりします。


しかし不思議なことにファンダメンタルだけで通貨の値が上下するわけでもないのです。特に悪い材料もないのに下落する。急に上がる。また下がる。これは世界中の投資家たちの気分とそれぞれの都合です。上がりすぎたものは下がる。下がりすぎると上がる。こうした現実の値動きの法則性を探そうとするのがチャーチスト。動きをテクニカルに分析・推測しようという考え方ですね。


一般論としては、大きな潮流はファンダメンタルで決まるのでしょう。しかし小さな動きはテクニカル。ただそう断言できないのが面白いところで、ちょっとした経済指標で大変動が起きることもあるし、重要指標なのに市場は反応しないこともある。永遠の課題と思います。