日本と外国の金利差に注目する

中長期トレードのトレンドを読むためには、日本と外国の金利差に注目します。日本は2006年までゼロ金利政策を継続していました。解除後は金利を少しずつ上げてきましたが、2007年11月現在で政策金利は0.5%です。先進国の中では極端に低い金利であるといえます。金利が低いと、国内の投資家や海外投資家は両者とも、日本以外の国の高金利に目をつけることになります。


すなわち円安のトレンドが継続するということです。ニュースなどでは主にアメリカの金利が報道されています。アメリカンの現在の政策金利は4.5%です。景気後退懸念もあり、多少下がりはしましたが、まだまだ日本との差は大きくなっています。


アメリカ以外の国の金利も見ていきましょう。まずはヨーロッパの国々です。イギリスの政策金利が2007年11月現在で5.75%、カナダが4.5%、ポーランドが4.75%、スイスが2.75%といったところです。どこの国でも大体2%よりは上をいっています。


アジア、オセアニアに目を向けてみると、オーストラリアが6.75%、ニュージーランドが8.25%、香港が6.00%です。日本と比べると、かなり大きな差ができてしまっています。これらのことより、日本と海外主要国との政策金利の差はまだまだ大きいことがわかります。この金利差が縮まったり、開いたりすることに連動して、為替相場が円高、円安方向に動くことを知っておけば、中長期のトレンドを読むことは難しくないはずです。