サブプライムローン問題の始まり

サブプライムローン問題という言葉が世間を騒がすようになったのは、昨年2007年の夏場ごろです。それまで堅調な動きを見せていた為替相場は、急に逆の方向に動き出しました。今年になってからもその影響はとどまることを知らず、為替相場は不安定な乱高下を繰り返しています。4月に入ってからは少し落ち着きを取り戻したように見える為替相場ですが、まだまだ油断はできません。


事の発端を探ってみましょう。


元々サブプライムローンというのは、低所得者向けの住宅ローンです。普通のローンは、ある程度の収入があって、社会的な信用のある人でないと借りることができません。ところが、サブプライムローンは
低所得者をターゲットにしているため、誰にでも借りることができます。

そんな人達がローンを借りると、当然のことながらローンの返済が滞ってしまいます。その結果、サブプライムローンを発行していた会社は経営状態がどんどん悪くなっていき、つぶれる会社も多数出てきました。


サブプライムローン問題の震源地がアメリカだったので、サブプライムローンを発行していた会社にお金を貸したアメリカの銀行も、大きな損失を出すことになりました。


この事実が発覚したのがちょうど2007年の夏場ごろです。アメリカへの信用不安からドル売りが加速していき、為替相場の乱高下の要因となったのです。アメリカドルが世界一の基軸通貨である、ということを改めて実感する瞬間でもありました。