サブプライムローン問題がもたらしたモノライン問題とは?

サブプライムローン問題が深刻化したことによって、「モノライン問題」という新たな問題が生まれました。モノラインというのは、金融保証業務(お金を借りた人の保証をする役割)を専門とする会社のことです。一種の保険会社といってもいいでしょう。


モノラインは債権、株式、住宅ローンといった金融商品を発行している会社から、保証金としてある程度のお金を受け取ります。そして、もしローンなどを借りた人がお金を返せなくなった場合、モノラインは借りた人に対して、最初に支払ったお金と支払わなければならなかった利子分のお金を返してあげることになっています。


つまり、モノラインは最初に払ったお金+支払うべき利子(元利)を保証する会社なのです。


お金を借りる人からみれば非常にありがたい存在ですが、サブプライムローンを発行している会社がこれに絡んでいたので一大事!


サブプライムローンを借りたほとんどの人は、ローン返済不能の状態です。モノラインは、その返済不能になった人全員に最初に払ったお金+支払うべき利子(元利)を支払わなければならなくなります。こんなことを繰り返していたら、モノラインの経営状態は悪化する一方ですね。
これがモノライン問題の全貌です。


しかし、この問題は「モノライン分割提案」という対策により、大きくならずにすみました。
為替相場も「モノライン問題」に関してはあまり反応せず、大きな変動には至りませんでした。
問題が大きくなる前に行われた対策により、為替相場の混乱は未然に防がれたのです。