取引レートの違い

外貨預金とFXは同じような金融商品ですが、決定的な違いがいくつかあります。
その一つとして挙げられるのが、取引レートの違いです。


FXは実際の為替相場とほぼ同じレートで取引をします。これに対し、外貨預金では対顧客レートというものがあらかじめ用意されています。実際の為替レートと異なるレートを銀行側が用意するのです。場合によっては、顧客側が不利になるようなレートが提示されることもあります。


さらに、外貨預金にはTTSレート、TTBレートというものがあります。これらのレートにより、外貨預金にエントリーするときには、実際の取引レートから1円上がったレートでエントリーことになります。解約するときには実際のレートから1円下がったレートで解約することになります。
例えば、ドル預金を1ドル=100円のレートでエントリーしたとしましょう。このとき、実際には1ドル=100円ではなく、1ドル=101円でエントリーしたことになります。つまり買った瞬間から1円分損していることになるのです。
外貨預金を解約するときのドル円レートが1ドル=100円だったとしたら、実際は1ドル=99円で解約することになります。1円分の利益が消えてしまうのです。


取引レートを見てみると、外貨預金はFXに比べ、圧倒的に不利であると言えます。少しでもお金が増えれば何の問題もありません。ところが、実際はTTSレート、TTBレートのために、損を出してしまうケースも少なくないのです。