保障の違い

外貨預金とFXでは、保障制度が大きく異なります。

外貨預金では、資産を預けていた銀行が破綻しても、保障は全くありません。通常、銀行預金にはペイオフ制度というものがあります。銀行が破綻したとしても、資産の1千万円までは保証されているのです。しかし、外貨預金はペイオフ制度の対象外とされています。銀行側から見れば、もし破綻した場合、外貨預金の債権者まで資金を返済する余裕がないのです。今後も外貨預金がペイオフ制度の対象となる可能性はほぼゼロと言っていいでしょう。


一方FXでも、顧客が預けた保証金に対する保障制度を設けている業者はほとんどいませんでした。中にはわざと破綻したように見せかけ、顧客の保証金で元をとる悪徳業者もいたくらいです。しかし、2005年に実施された「改正金融先物取引法」により、こういった業者はほぼ姿を消しました。
今でも全ての業者が保障制度を取り入れているわけではありません。しかし、一部の業者では、破綻した際の保証制度を設けています。保障面を見てみると、FXの方が外貨預金に比べ、はるかに充実していると言えるでしょう。


忘れないでほしいのは、こうした保障制度は業者の破綻が前提になっているということです。自分で行った取引の結果、資産がゼロになったとしても元本は保証されません。これは投資全般に言えることです。外貨預金もFXも自己責任の投資である、ということはしっかり覚えておいてください。