アメリカFOMC

FOMCはアメリカ連邦公開市場委員会のことです。現在の景況判断から政策金利の上げ下げを決定します。

FOMCは、FRB(連邦準備理事会)の理事7名と、地区連銀総裁5名の計12名で構成されています。FOMCの議長はFRBの議長が務めます。2008年現在のFRB議長はベン・バーナンキ氏です。


アメリカは世界トップの経済力を誇るので、FOMCによる政策金利の上げ下げは世界中の為替相場に大きな影響を及ぼします。FOMCが行われる前は、その動向を見極めるため、為替相場全体がほとんど動かなくなるほどです。


FOMCの影響を最も強く受けるのは、ドル/円とドル/ユーロの通貨ペアです。FOMCの政策金利が引き上げられればドル高ユーロ安円安に、引き下げられればドル安ユーロ高円高になるのが基本です。アメリカ、日本、ユーロ圏の金利差が開く、縮まることによってこのような動きになります。2007年以降はアメリカの景気減速懸念から利下げが続いているので、ドル安ユーロ高円高の流れが続いています。


FOMCは為替相場だけでなく、アメリカ株式相場にも大きな影響を与えます。アメリカの市場参加者のほとんどは、「金利が上昇すると株価は下がる」「金利が低下すると株価は上がる」という考えを持っています。FOMCの結果は常に彼らの注目の的なのです。


FOMCで注目されるのは政策金利の上げ下げだけではありません。ベン・バーナンキ氏の発言も常に注目されています。FRB議長の発言は時として為替相場を大きく動かすので、注意が必要です。