新興国通貨への投資

新興国通貨への投資


初心者が損をするパターンとして挙げられるのが、新興国通貨への投資です。トルコリラは約20%、南アフリカランドは約10%、メキシコペソは約9%など、新興国通貨は金利が非常に高いため、スワップポイント狙いのトレーダーが後を絶ちません。


スワップポイント狙いの投資が間違っているわけではありませんが、初心者は為替差異による利益の方が大きいことを忘れがちです。


新興国通貨は取引量が安定しません。そのため新興国通貨の値動きは非常に荒く、先進国通貨に比べると数倍の値幅で動きます。長期に渡ってポジションを持っていると、為替差異による含み損でマージンコールを発生させるリスクを高めることになるのです。マージンコールが発生してしまうと、資金残高はゼロになってしまいます。これではスワップポイント狙いの意味がありませんね。


スワップポイント狙いの長期投資を実行するのであれば、値動きや取引量がある程度安定している通貨にすべきです。その代表としては、米ドル、ユーロ、円、スイスフランなどがあります。


しかし、米ドルとユーロの金利は景気のいい時で5%程度です。円とスイスフランに当たってはここ数年間、1%にも届いていません。1年間ポジションを持ち続けて1~5%程度の金利では、少し物足りないですよね。そう考えると、FXでは為替差異による利益の方が大事であると言えます。新興国通貨を使ったスワップポイント狙いの投資は絶対にやめましょう。