IFO景況感指数

IFO景況感指数はドイツの経済研究所IFO(Information and Forschung)が発表している経済指標です。ドイツの民間企業約7000社に対して現在の景気動向と半年後の景気動向に関するアンケートを取り、集計したものを1ヶ月に1度発表します。日本で言うところの日銀短観に近い経済指標です。

IFO景況感指数はサンプル数が圧倒的多く、しかも製造用、小売・卸売り、建設業などあらゆる業種の企業からデータを取っているため、ドイツの景気をかなり正確に表している指標であると言っていいでしょう。加えて、景気一致指数と景気先行指数という二面性を持った経済指標であるというのも重要視されるポイントです。経済指標は数多くあれど、こういった二面性を持った指標というのはIFO景況感指数くらいのものです。


ドイツはユーロ圏でトップのGDPを誇り、今やEUを経済的に先導する立場にあります。そのため、IFO景況感指数は欧州共通通貨であるユーロに大きな影響を及ぼします。しかも発表されるのが欧州市場の取引中なので、サプライズが出ると一時的に相場はかなり大きく動きます。