雇用統計

雇用統計は失業率、各産業の就業者数、賃金インフレ数など、雇用に関するデータを集めた経済指標です。世界各国がそれぞれの雇用統計を発表しますが、特にアメリカの雇用統計が相場に与える影響はずば抜けて大きくなっています。

雇用統計のチェックポイントは、大きく分けると失業率と就労者数の2つです。失業率が上昇し就労者数が減少すれば景気悪化、失業率が下落し就労者数が増加すれば景気上昇ととらえます。アメリカの景気が悪化すればドル売り、景気が上昇すればドル買いという流れが基本です。景気の悪化は政策金利の引き下げにつながり、景気の上昇は政策金利の切り上げにつながるという意図からこのような流れが生まれます。


アメリカの雇用統計は毎月第一金曜日、日本時間の午後9時30分(夏時間)に発表されます。発表前になると、インターバンク市場では取引価格が表示されなくなるほど取引量が激減します。逆に発表後は急激に取引量が増加するため、値動きがかなり荒くなり、場合によっては取引システムがパンクすることもあります。個人投資家が利用するFX取引も例外ではありません。以上のことより、雇用統計発表前後の取引はできるだけ控えるようにし、相場が落ち着くのを待ったほうがいいでしょう。


相場が落ち着いた後は、上述の基本に乗っ取ったエントリーをおすすめします。短期的に見れば、雇用統計後の為替相場は基本どおりに動くことが多く、絶好の儲け場となります。