鉱工業生産指数

産業は農業、林業、漁業、建設業、製造業、卸売業、小売業など様々な分野に分けることができますが、その中でも鉱業と製造業に特化して企業の生産活動を数値化したのが鉱工業生産指数です。日本であれば新日鉄、神戸製鋼などの鉄鋼関連企業、ソニー、シャープなどの電機機器関連企業全体の生産活動状況を表わす指標になります。


アメリカ、日本、イギリス、ドイツなどは鉱工業のGDPに占める割合が大きいため、鉱工業生産指数の動向はそのまま景気判断の材料としてとらえられるが多くなっています。鉱工業生産指数の動向が通貨の動向を左右することも少なくありません。予想より良ければ通貨の買い材料に、悪ければ通貨の売り材料になると考えるのが基本です。事前予想と大きく乖離するサプライズな数値になれば、相場の乱高下は必須です。


鉱工業生産指数の内訳を細かく見ていくと、需給動向、原材料動向、稼動状況などかなり細かな体系に分かれていますが、チェックするのは大元の鉱工業生産指数だけで大丈夫です。基本的には前月比と前年比の2つが発表されますが、重要視されるのは前月比の方です。