生産者物価指数(PPI)

生産者物価指数は、生産者が出荷する地点での商品の価格水準を表すアメリカの指標です。一般的にPPIと呼ばれますが、これは英語におけるProducer Price Indexの頭文字をとって省略したものです。日本で発表される卸売物価指数と似たような指標で、物価水準を表します。集計はアメリカの販売業者の約1万品目を対象に行われます。集計する際に商品の輸送費は除外されます。

生産者物価指数の特徴として、原材料、最終財、中間財の3つに分類されていることがあります。完成品の価格である最終財の方が原材料、中間財に比べ重要視されます。


生産者物価指数は経済がインフレに傾いているのか、それともデフレに傾いているのかを判断する指標として重宝されています。指数が上昇すればインフレ懸念で通貨安、下落すればデフレ懸念で通貨高と解釈するのが一般的です。ただ、インフレとデフレの判断はその時の経済水準によって全く異なるので、一概に通貨に及ぼす影響を判断することはできません。GDPなどの主要指数とセットにして見ていくといいでしょう。