株高とドル安の連動性が顕著に!!

2008年のリーマンショック以降大暴落した株式相場は2009年3月で一旦底入れし、4月からは超強気のアップトレンドが続いています。2009年の6月頃になると、株高とドル安の連動性が強くなってきました。

この連動性に対する単純な解釈としては「景気回復期待でリスク選好になり、金利の安いドルが売られ金利の高いユーロやオージーが買われている」です。しかし、ドルと同じくらい金利の低い円に対しては同様のことが起こっていません。つまり、単に安い通貨を売って高い通貨を買うキャリートレードが進行しているというわけではないのです。


この点に対する専門家達の意見は一致していて「アメリカの膨大な財政支出が意識され始めたことによるドル安」です。おおむねこの解釈は正しいでしょう。今のドル安はアメリカの超積極的財政支出の副作用ということです。


現状では「何度か大きな反発が入るものの、今後もじりじりとしたドル安が継続していく」という見方が大半です。ただ、専門家達がとんでもないターゲットを言い始めた頃、相場はピークを迎えるというジンクスがあります。アメリカの財政支出を考えるとドル安はまだまだ進行するはずなのですが、相場を動かすのはあくまで人間の心理。安くなりすぎた位置でのドル売りは十分注意しなければなりません。