そもそも為替とは?
為替という言葉の意味を正確に理解できている人は少ないと思います。そもそも為替とは、現金以外の手段で金銭を決済する手段のことです。現金以外の決済手段としては、銀行振り込み、郵便為替、小切手などがあります。
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為替という言葉の意味を正確に理解できている人は少ないと思います。そもそも為替とは、現金以外の手段で金銭を決済する手段のことです。現金以外の決済手段としては、銀行振り込み、郵便為替、小切手などがあります。
日本の為替の歴史は鎌倉時代にまで遡ります。当時は御家人が金銭や米を自分の所領以外で受け取ったり、下級役人が給与を先取りしてもらうシステムがありました。金銭のみの交換である今の為替システムとは若干異なりますが、間違いなく現在のシステムの前衛となっています。
金は元々採掘量に限度があり、貨幣として使うにはあまりに希少な存在でした。しかし1816年、当時の世界経済のリーダーであったイギリスが金貨の鋳造、流通を認めるようになって以後は、全世界がこれに追従します。いわゆる金本位制です。
20世紀になって第一次世界大戦が勃発すると、莫大な軍費の対外支払いが各国の財政を圧迫します。当時は金本位制が主流だったため、各国は中央政府に金を集中させざるを得なくなりました。その過程で金の輸出が禁止され、兌換紙幣も停止されたため、金本位制は実質的に崩れ去りました。このとき金本位制の代わりに導入されたのが管理通貨制度です。
第二次世界大戦末期の1944年、アメリカのニューハンプシャー州にあるブレトンウッズという町で、連合国通貨金融会議が開かれました。この会議には第二次世界大戦により疲弊してしまった世界経済の復活や、ブロック経済のような保護主義の再びの台頭を防ぐなど様々な目的があったようですが、今振り返ってみると為替相場にとっての重要な転換点になっています。この会議で締結された規約はブレトンウッズ規定と呼ばれ、これ以降の為替相場の体制はブレトンウッズ体制と呼ばれています。