そもそも為替とは?

為替という言葉の意味を正確に理解できている人は少ないと思います。そもそも為替とは、現金以外の手段で金銭を決済する手段のことです。現金以外の決済手段としては、銀行振り込み、郵便為替、小切手などがあります。

為替には内国為替、外国為替という2種類があります。内国為替は自国内で用いる為替のことです。主に金融機関同士が債券を決済するときに使用されます。一方、外国為替は国外で用いる為替のことです。主に貿易(輸出・輸入)で使用される小切手や為替手形などが外国為替に当たります。


今では為替というと基本的に外国為替のことを指すことが多くなっています。ドル/円のことを単に為替と呼ぶこともあります。内国為替を為替と呼ぶのは非常に稀なことです。


為替が今のような仕組みになったのは第二次世界大戦以降のことです。歴史としては比較的浅く、20世紀の間にも何度か抜本的な制度改革が行われています。固定為替相場の導入、金本位制の廃止、ユーロを始めとした新通貨の導入など、わずか100年の間にさまざまな変革が行われてきました。今後も為替はめまぐるしい変化を遂げていくことでしょう。