USD/CHF

USD/CHFは米ドルとスイスフランの組み合わせです。スイスはヨーロッパの中では比較的経済水準の高い国ですが、ユーロの導入には消極的です。スイスフラン建ての不動産物件が世界中に大量に存在することなど、ユーロを導入しない背景には様々な要因があるようですが、とりあえず今後もスイスフランの流通は続いていくと予想されます。

「金よりも堅い通貨」「有事の際のスイスフラン」などと呼ばれるように、スイスフランは資金の逃避先としての役割を担っているため、投機的な動きは他の通貨に比べると控えめです。実際、スイスフランと組み合わせになっている通貨ペアはほとんど動きません。最大の取引量を誇るUSD/CHFも例外ではありません。短期的な投機に使おうと思えば使えますが、横ばいになることが多いので、あまり積極的に利用することはおすすめできません。


USD/CHFの特徴として、米ドルの総合指数であるドルインデックスと非常に似通った動きをすることが挙げられます。もちろん100%の相関があるわけではありませんが、USD/CHFはドル全体のパラメータとして利用できる場面が多々あります。ドル安が長期間継続した2007、2009年などはUSD/CHFの動きがドルストレート全体の指標になっていました。