今底値で買って2,3年後にドル高になったら売ってもうかるというのは短絡すぎますか?

最近円高でドル買いだとニュースなどで聞きます.FXというのがあるというのを最近初めて知りました. それでドルの変化を見ると2年から3年で上がったり下がったりしていますよね。

1ドル100円程度というのがここ10年くらいの底値になっているようですね。いまかって2,3年後に売ればソンすることは絶対無いような気がするのですが,FXのHPにはソンすることがあるとかいてあります。

これが良く理解出来ません。今底値で買って2,3年後にドル高になったら売ってもうかるというのは短絡すぎますか?


今が底値だと思うのは少し安易かもしれません。なぜ今のような円高傾向になったかというと、2007年夏以降からのサブプライムローン問題のためです。ここではサブプライムローンについての詳しい説明は避けます。


サブプライムローン問題の発覚により、アメリカの景気が悪くなるのでは、という見通しが立ちました。そのため、2007年の途中まで続いていた円安傾向が一変したのです。


「アメリカの景気が悪くなる=アメリカドルが売られる」という教科書通りの動きが長々と続き、その反動で円高が進行してきました。やっかいなのは、このサブプライムローン問題がまだ完全に片付いていないことです。


つい先日、「アメリカの景気はすでに減速している」という発表がありましたが、どこまで悪くなるのかがまだはっきりしていません。アメリカの景気動向次第では、もう一段のドル安、円高があるかもしれないのです。


1ドル100円がここ10年間の底値だというのは事実ですが、そのラインを超えて、新しいトレンドができる可能性もある、ということを頭に入れなければなりません。FX取引初心者であれば、もう1、2ヶ月は様子を見るのが賢明です。特に、サブプライムローン問題に関するニュースは要チェックです。為替相場に大きな影響を与えます。


ドルを買うとしたら「アメリカ経済は底を打った、これからはゆるやかに上昇する」といったアメリカの景気回復宣言が出てからの方がいいでしょう。